通関電子データ送信義務化について | 日本郵便株式会社
https://www.post.japanpost.jp/int/ead/index.html
アメリカやヨーロッパ諸国宛ての国際郵便は既に通関電子データの送信が必須になっており、手書き伝票による発送は受付できなくなっていますが、2024年3月1日より全ての地域で通関電子データの送信が必須になるとのことで、事実上の手書き伝票が廃止されることになります。
さらに2023年9月22日よりEU加盟国を中心としたヨーロッパ諸国宛てに対しては、内容品のHSコード類の送信も必要となります。
これに伴ってか、日本郵便の内容品記載名称一覧ページにHSコードが追加されています。
ご利用方法 内容品の日英・中英訳 | 日本郵便株式会社
https://www.post.japanpost.jp/int/use/publication/contentslist/index.php?lang=_ja
また、台湾宛てについては現状通関電子データの送信は必須とはなってはいませんが、「通関電子データが未送信の場合、遅延・返送リスクがある国・地域」とはなっているので、可能な限り通関電子データの送信は行ったほうが良いでしょう。
通関電子データの送信は「国際郵便マイページサービス」を利用して発送ラベルを作成すれば、発送完了時に自動的に送信されます。
国際郵便マイページサービス | 日本郵便株式会社
https://www.post.japanpost.jp/intmypage/whatsmypage.html
ちなみに台湾発日本宛ての場合ですが、「日本宛は電子通関データを送信することを義務付けており、紙の伝票の場合は返送されるおそれがあります」という記述が中華郵政の最新消息にあります。こちらも可能であれば対応したほうが良いでしょう。
中華郵政全球資訊網-訊息中心 - 郵務消息 - 交寄國際郵件請先使用EZPost輸入郵件資料,俾利傳遞電子通關資訊。發往歐盟、美國、日本及香港郵件,手寫發遞單者恐遭致退件。
https://www.post.gov.tw/post/internet/Message/index.jsp?ID=150102&news_no=46092&control_type=page&news_cat=4&group_name=&news_type=latest_news
台湾側の中華郵政にもEZPostという国際郵便マイページと同等の機能を持つサービスが存在します。
EZPost郵寄便網站
https://ezpost.post.gov.tw/
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台湾:郵件(郵便)
https://tw.cytn.info/p/taiwan-post.html
台湾:包裹(小包)
https://tw.cytn.info/p/taiwan-parcel.html
関連リンク
国際郵便 | 日本郵便株式会社
https://www.post.japanpost.jp/int/
https://www.post.japanpost.jp/int/ead/europe.html