辰柄の新年郵票(切手)が2023/12/1より発売されている。
券種は6元、13元、シートタイプが15元。
その他台紙付きのものや封筒もある模様。
交寄國際郵件請先使用EZPost輸入郵件資料,俾利傳遞電子通關資訊。發往部分國家之郵件,手寫發遞單者恐遭致退件。
https://www.post.gov.tw/post/internet/Group/index.jsp?ID=150102&news_no=46092&control_type=page&news_cat=4&group_name=
2023/8/1付けの中華郵政の最新消息なのですが、電子通關資訊(ITMATT)の電子データ送信義務化の対象国家に日本が含まれています。
これにより台湾発日本宛ての郵便物については手書き伝票は利用できなくなり、EZPost(https://ezpost.post.gov.tw/)を利用して伝票を作成する必要があります。
(税関告知書やインボイスが不要なはがきや書類のみの封書などは対象外)
現状、日本から台湾宛ては電子データの送信を「推奨」で必須とはなっていませんが、2024/3/1より台湾に限らず必須化となる予定です。
ちなみに伝票に記載するとなると凄まじく面倒なことになるHSコードの記載については、通知を読む限りは台湾・日本共に個人の発送物に関しては現状必須ではなさそうです(日本郵便のページを見ても2024/3/1以降も欧州のみのように読める)。
日本発の国際郵便、2024年3月1日より通関電子データ及びHSコードの送信義務化へ
https://cytn-info.blogspot.com/2023/03/202431hs.html
台湾:郵件(郵便)
https://tw.cytn.info/p/taiwan-post.html
台湾:包裹(小包)
https://tw.cytn.info/p/taiwan-parcel.html
EZPost郵寄便網站
https://ezpost.post.gov.tw/
国際郵便 | 日本郵便株式会社
https://www.post.japanpost.jp/int/
EU加盟国等宛て郵便物に関するHSコード類などの送信について | 日本郵便株式会社
https://www.post.japanpost.jp/int/ead/europe.html
自113年起不再提供「3+2郵遞區號」網頁查詢及下載相關應用系統服務,請用郵客戶提早因應
https://www.post.gov.tw/post/internet/Postal/index.jsp?ID=297&news_no=65645&control_type=page&news_cat=4&group_name=&news_type=latest_news
2020年より台湾で開始された「3+3郵遞區號」こと6桁郵便番号、新番号開始から3年以上経過し浸透してきたとして、2024年より「3+2郵遞區號」の5桁の郵便番号検索システムを停止するとのこと。
交通新聞稿-中華郵政10月1日起停收國際航空郵件「緊急情況附加費」-中華民國交通部
https://www.motc.gov.tw/ch/app/data/view?module=news&id=14&serno=6890beb8-5e69-458f-a9ba-f3ed34543460
COVID-19の影響による航空便減少や物流コスト増加に伴い2021/3/8より航空郵便に賦課されていた緊急情況附加費が2023/10/1より全地域宛てで廃止となる。
なお、日本や韓国、フィリピン、ベトナム、タイ、中国大陸、香港、澳門などの近隣地域は5月頃?以前より賦課対象外となっていた模様(郵便物を載せる航空便の運行本数が戻っていたため?)
中華郵政、美國(アメリカ)への郵便運賃を値上げ及び「緊急情況附加費」導入へ
https://cytn-info.blogspot.com/2021/02/blog-post_4.html
中華郵政全球資訊網-郵務業務
https://www.post.gov.tw/post/internet/Postal/
5月起國際郵資上漲!68國郵件加收「緊急情況附加費」最高260元 | 三立新聞網 SETN.COM
https://www.setn.com/News.aspx?NewsID=1281741
通関電子データ送信義務化について | 日本郵便株式会社
https://www.post.japanpost.jp/int/ead/index.html
アメリカやヨーロッパ諸国宛ての国際郵便は既に通関電子データの送信が必須になっており、手書き伝票による発送は受付できなくなっていますが、2024年3月1日より全ての地域で通関電子データの送信が必須になるとのことで、事実上の手書き伝票が廃止されることになります。
さらに2023年9月22日よりEU加盟国を中心としたヨーロッパ諸国宛てに対しては、内容品のHSコード類の送信も必要となります。
これに伴ってか、日本郵便の内容品記載名称一覧ページにHSコードが追加されています。
ご利用方法 内容品の日英・中英訳 | 日本郵便株式会社
https://www.post.japanpost.jp/int/use/publication/contentslist/index.php?lang=_ja
また、台湾宛てについては現状通関電子データの送信は必須とはなってはいませんが、「通関電子データが未送信の場合、遅延・返送リスクがある国・地域」とはなっているので、可能な限り通関電子データの送信は行ったほうが良いでしょう。
通関電子データの送信は「国際郵便マイページサービス」を利用して発送ラベルを作成すれば、発送完了時に自動的に送信されます。
国際郵便マイページサービス | 日本郵便株式会社
https://www.post.japanpost.jp/intmypage/whatsmypage.html
ちなみに台湾発日本宛ての場合ですが、「日本宛は電子通関データを送信することを義務付けており、紙の伝票の場合は返送されるおそれがあります」という記述が中華郵政の最新消息にあります。こちらも可能であれば対応したほうが良いでしょう。
中華郵政全球資訊網-訊息中心 - 郵務消息 - 交寄國際郵件請先使用EZPost輸入郵件資料,俾利傳遞電子通關資訊。發往歐盟、美國、日本及香港郵件,手寫發遞單者恐遭致退件。
https://www.post.gov.tw/post/internet/Message/index.jsp?ID=150102&news_no=46092&control_type=page&news_cat=4&group_name=&news_type=latest_news
台湾側の中華郵政にもEZPostという国際郵便マイページと同等の機能を持つサービスが存在します。
EZPost郵寄便網站
https://ezpost.post.gov.tw/
台湾:郵件(郵便)
https://tw.cytn.info/p/taiwan-post.html
台湾:包裹(小包)
https://tw.cytn.info/p/taiwan-parcel.html
国際郵便 | 日本郵便株式会社
https://www.post.japanpost.jp/int/
大連国際空港、航空輸入貨物の取り扱い停止を通知(中国) | ビジネス短信 - ジェトロ
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/12/18a6240aa0e00222.html
EMSや郵便は停止対象ではないようですが、民間運送業者の分が流れてくる影響で凄まじい遅延が発生しそうな悪寒…
FAQページ(https://stamp.post.gov.tw/post/stamp_mall/big/instruction/index.jsp)を見る限り、販売サイトの中華郵政集郵電子商城は海外発送にも一応対応している模様(この商品が海外発送に対応しているかは不明)
COVID-19の警戒態勢の強化に伴う外出減少の影響で、ネットショッピング等による荷物量が増加、台灣内の物流に滞留が発生、現在主要宅配業者(統一速達、新竹物流、宅配通等)が低温宅配の受付をストップしている模様。
防疫宅家網購貨運爆倉收不到包裹 交通部協調業者協助 | 生活 | 重點新聞 | 中央社 CNA
https://www.cna.com.tw/news/firstnews/202106020328.aspx
農産品の出荷にも影響が出ているようで、政府機関が対応に乗り出しているとのこと
交通部協調貨運業者協助農漁牧產品低溫配送-交通新聞稿-中華民國交通部
https://www.motc.gov.tw/ch/home.jsp?id=14&parentpath=0,2&mcustomize=news_view.jsp&dataserno=202106020005&toolsflag=Y
防物流塞車農產宅配回堵 農委會急洽4業者助配送 | 生活 | 中央社 CNA
https://www.cna.com.tw/news/ahel/202106020360.aspx
https://www.facebook.com/takkyubin/posts/10157837660212111
https://www.facebook.com/taiwanpelican/posts/10158423753329682
国際郵便の一部料金改定のお知らせ | 日本郵便株式会社https://www.post.japanpost.jp/int/2021fee_change/index.html
2021/4/1より小形包装物と国際eパケット(ライト含む)の運賃が値上げになります。
また、地域区分にアメリカ(海外領土含む)が新設されています。
台湾を含むアジア地域向けは航空便に関しては、低重量帯は結構な上がり幅ですが、500g以上は微増程度です。
船便に関してはお察しください…
そう言えば、台湾の中華郵政もアメリカ宛てはサーチャージを徴収していましたね
↓過去記事
中華郵政、美國(アメリカ)への郵便運賃を値上げ及び「緊急情況附加費」導入へ
https://cytn-info.blogspot.com/2021/02/blog-post_4.html
関連記事
台湾:郵件(郵便)
https://cytn.info/307_tw_post/
因應航運價格調漲及國際郵政最新規範 國際郵件新增緊急情況附加費及調整寄往美國郵件資費
https://www.post.gov.tw/post/internet/Message/index.jsp?ID=150102&news_no=46384&control_type=page&news_cat=4&group_name=&news_type=latest_news
美國(アメリカ)への輸送費用が高騰している影響で、美國宛ての郵便運賃を値上げすると共に、「緊急情況附加費」というサーチャージが導入される模様。
發往香港、澳門之各類郵件,郵遞時效均有所延誤;另因日本出口之郵件量驟增,其處理時效亦有所延誤。-中華郵政全球資訊網
https://www.post.gov.tw/post/internet/Group/index.jsp?ID=150101&news_no=42947&control_type=page&news_cat=6&group_name=post&news_type=latest_news
2/12現在、日本発からの郵便物が急増している関係で、中華郵政の配達物に遅延が発生しているとのこと
2019/3/4より台湾國內の包裹(小包)及び快捷郵件(速達郵便物)の料金区分変更及び値上げが実施されます。
中華郵政(台湾)にも国際eパケットサービスがありました。日本宛ては2017/4/1より開始していた模様
中華郵政全球資訊網-郵務業務 - 國際e小包(ePacket) https://www.post.gov.tw/post/internet/Postal/index.jsp?ID=1499060698896
3/14より桃園捷運A1台北車站地下1階に空港旅客向けの郵局の窓口がオープンした模様。窓口は郵便業務のみで営業時間は平日13~17時と短いので注意。