2018年に発生した花蓮地震、揺れが大きかった花蓮縣北部と宜蘭県南部の住民を対象に、防災知識や備え及び地震発生時の避難行動に関するアンケートを実施したレポートを國家災害防救科技中心が作成しています。
0206花蓮地震:地震感知與避難行為調查 - Survey Research Data Archive
https://srda.sinica.edu.tw/datasearch_detail.php?id=3111
ここ数年、台湾の政府機関による防災のキャンペーンや情報発信が盛んに行われていますが、効果は今一つのようです。
ただ、この2018年の地震以降、防災のキャンペーンや情報発信がさらに強化され、COVID-19の件も含め、緊急情報の発信システムが凄まじく進化しているので多少なりとも改善はしているのかもしれません(一般民衆の緊急事態への対応意識も改善してくれていればいいのですが…)。
ただ、現政権(蔡英文)下は緊急事態への対応が非常に早い反面、民衆が政府に頼りきりになっている感があるのもやや気になるところです…
※総統の最大任期は8年なので2024年には交代になる。現副総統(賴清德)は公衆衛生学者出身で2016年の台南で大被害が出た地震時には市長かつ陣頭指揮を執っていた実績があるので、賴清德が総統になった場合は同様の対応になるとは考えられるが…
蔡英文總統-中華民國總統府
https://www.president.gov.tw/Page/40
賴清德副總統-中華民國總統府
https://www.president.gov.tw/Page/581
関連リンク
國家災害防救科技中心
https://www.ncdr.nat.gov.tw/
防災易起來
https://easy2do.ncdr.nat.gov.tw/
※防災ポータル的なページ