2022/10/24追記:最新情報は以下の記事を参照してください
台湾に入国する査証免除旅客の自主防疫に関するFAQ 日本語訳
https://cytn-info.blogspot.com/2022/10/faq.html
2022/9/29より観光目的等を含む査証免除の台湾への入境開放が実施、2022/10/13以降は入境後の隔離等が順次緩和されていくとのこと。
9/12より査証免除の台湾への入境は一部の国家のみでしたが、9/29より日本も対象となります。
また、条件がかなり細かいため中央社の下記QA記事を参照したほうが解りやすいかもしれません。
0+7入境檢疫預計10/13上路 何時該快篩?可以外出用餐嗎?QA一次看 | 生活 | 中央社
CNA
https://www.cna.com.tw/news/ahel/202209225012.aspx
台湾、水際対策をさらに緩和へ 9月29日以降の措置まとめ - フォーカス台湾
https://japan.focustaiwan.tw/column/202209225002
※日本語記事
2022/9/29からの入境条件
・入境人数6万人/週
・入境空港での唾液検査を廃止、抗原検査キット4回に変更
・入境後3日間居家檢疫(実質個室隔離)、その後4日間自主健康管理(個室隔離状態だが必要最低限の外出のみ可)
※入境当日は0日目扱い(定刻の現地到着時間基準)
※隔離場所は防疫旅館、それ以外の居住施設は個室・浴室・便所が他の利用者と完全に隔離されていることが条件
※自主健康管理期間中の外出は2日以内の行った抗原検査キットの結果が陰性であることが条件
・居家檢疫、自主健康管理は公共交通機関の利用禁止(防疫旅館までは専用のタクシーなどの利用が必要)
2022/10/13からの入境条件(予定)
・入境人数15万人/週
・入境後7日間自主健康管理(条件は同上)
・無症状であれば公共交通機関の利用は可能
・全ての査証免除国家地域からの入境が開放
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台湾内における感染者数は8月上旬は2万人を下回る程度に治まっていましたが、8月下旬頃から増加傾向で3~5万人の間をずっと推移し続けているのが現状です。
行政機関やそれに近い部分の防疫意識はそれなりあると思われますが、一般大衆の防疫意識はあまり高くないと予想されます。
市中での感染リスクは日本国内と比較すると、台湾は元々衛生概念があまり高くない傾向もあり、特に南部地域は大雑把な気質も相まって日本より感染リスクは高いと考えた方が良いでしょう。感染が現地で発覚すれば当面の間は帰国できない可能性が高いです。
以上から、観光目的による入境が可能になると言っても自由に外出できない7日間が存在し、感染リスクおよび感染した場合の足止めや面倒事を考えると、まだ早いというのが筆者の考えです。
防疫的な隔離である以上8日間以下の滞在はおそらく許可されないはずなので、数週間以上の長期の滞在でないと割に合いません。
また、自主健康管理期間は外出が許されると言っても、長時間街中をウロウロしていると怒られる程度では済まない可能性は高いと考えておくべきでしょう(10/13以降は行動追跡は行わないとはなっていますが)。
台湾では防疫に従わなかった場合は罰則が設定されており、 傳染病防治法第70條により3,000から15,000元の罰金が課されます。
9月29日零時起,入境檢疫措施維持3+4,前3天居家檢疫之處所調整為「1人1室」,及配合邊境取消唾液採檢,調增入境旅客家用快篩試劑檢測措施
- 衛生福利部疾病管制署
https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/5iIC6tzMw8SRLnWt4Vnb_g?typeId=9
自9月29日零時起,調增入境總人數為每週6萬人次、取消入境唾液PCR檢測、檢疫處所得全程採1人1室,相關部會積極準備「0+7」開放目標
- 衛生福利部疾病管制署
https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/tG73BzuEF9TWjtNRSwSP1w?typeId=9
関連リンク
外交部領事事務局全球資訊網-免簽證
https://www.boca.gov.tw/cp-10-4485-149c7-1.html
傳染病防治法-全國法規資料庫
https://law.moj.gov.tw/LawClass/LawAll.aspx?pcode=l0050001
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0時より台湾入国2日以内のPCR検査結果証明書の提示を廃止へ、入国後の検査や隔離は継続
https://cytn-info.blogspot.com/2022/08/2022815-02pcr.html
2022/9/29:傳染病防治法に関するリンクと記述を追加